日本酒の芳醇な香りと梅の爽やかな酸味が織りなす、格別な味わいの「日本酒梅酒」。ホワイトリカーで作る一般的な梅酒とは一味違う、まろやかで奥深い風味が魅力です。この記事では、初心者の方でも失敗しない梅酒 日本酒 作り方の基本から、ワンランク上の味に仕上げるコツまで、丁寧に解説します。ご自宅で手軽に、本格的な梅酒作りを始めてみませんか?

今年の梅仕事は、少し特別な一杯を目指してみるのも良いでしょう。米由来の自然な甘みと旨みが特徴の日本酒を使うことで、砂糖を控えめにしても満足感のある仕上がりになります。詳しい日本酒 梅酒 作り方については、この記事でステップごとにご紹介します。

なぜ日本酒で梅酒?ホワイトリカーとの違い

そもそも、なぜ日本酒で梅酒を作るのでしょうか?最も一般的なのはホワイトリカー(甲類焼酎)ですが、日本酒を使うことには特有のメリットがあります。

  • 風味の豊かさ: 日本酒は米と米麹から作られる醸造酒。米本来の旨みや吟醸香が梅のエキスと溶け合い、複雑で深みのある味わいを生み出します。
  • まろやかな口当たり: アルコール度数が15度前後の日本酒は、35度程度あるホワイトリカーに比べて口当たりが非常にマイルド。ツンとしたアルコール感が苦手な方にもおすすめです。
  • 自然な甘み: 日本酒自体が持つ米の甘みがあるため、砂糖の量を調整しやすいのもポイント。甘さ控えめで、素材の味を活かした梅酒に仕上がります。

酒匠・料理研究家の佐藤 恵美さんによると、「日本酒選びが味わいの鍵を握ります。米の旨みがしっかりと感じられる純米酒が、梅の酸味と絶妙に調和しますよ。」とのこと。

つまり、日本酒 で 作っ た 梅酒は、よりリッチで香り高い、まさに「大人のための梅酒」と言えるでしょう。

日本酒梅酒作りに必要な材料と道具

いざ作ろうと思っても、何を揃えればいいか分からない、という方もご安心ください。基本の材料はたったの3つ。シンプルだからこそ、ひとつひとつの素材選びが大切になります。

材料(4L瓶1本分)

  • 青梅: 1kg (傷がなく、ハリのある新鮮なもの)
  • 日本酒: 1.8L (純米酒がおすすめ)
  • 氷砂糖: 500g〜800g (お好みで調整)

道具

  • 保存瓶: 4Lサイズ(広口で、パッキン付きの密閉できるガラス瓶)
  • 竹串: 梅のヘタ取り用
  • キッチンペーパーや清潔な布巾: 梅の水気を拭き取る用
  • ボウル: 梅を洗う用

日本酒で梅酒を作るための青梅、氷砂糖、日本酒の材料一式日本酒で梅酒を作るための青梅、氷砂糖、日本酒の材料一式

【永久保存版】日本酒での梅酒の作り方(基本レシピ)

ここからは、具体的な梅酒 日本酒 作り方のステップを解説します。作業自体はとても簡単なので、リラックスして楽しみながら進めましょう。

  1. 瓶の消毒
    瓶をきれいに洗い、完全に乾かします。その後、アルコール度数の高いお酒(分量外のホワイトリカーなど)や食品用アルコールスプレーで内部を拭き、再度しっかり乾かして消毒します。熱湯消毒も可能ですが、瓶の耐熱性を確認し、火傷に十分注意してください。これは雑菌の繁殖を防ぐための最も重要な工程です。

  2. 梅の下処理
    青梅をボウルに入れ、流水で優しく丁寧に洗います。傷をつけないように注意しましょう。洗い終わったら、たっぷりの水に1〜2時間つけてアク抜きをします。

  3. 水気を拭き取る
    アク抜きが終わった梅をザルにあげ、キッチンペーパーや清潔な布巾で一粒ずつ、水気を完全に拭き取ります。水分が残っているとカビの原因になるため、念入りに行いましょう。

  4. ヘタを取る
    竹串を使って、梅のなり口にある黒いヘタ(ホシ)を丁寧に取り除きます。ヘタが残っていると、えぐみや雑味の原因になります。

  5. 瓶に詰める
    消毒した瓶に、下処理した梅と氷砂糖を交互に入れていきます。「梅→氷砂糖→梅→氷砂糖…」と、層になるように詰めていくのがポイントです。

大きなガラス瓶に青梅と氷砂糖を交互に入れる梅酒作りの工程大きなガラス瓶に青梅と氷砂糖を交互に入れる梅酒作りの工程

  1. 日本酒を注ぐ
    最後の層が氷砂糖になるように詰めたら、上から日本酒を静かに注ぎ入れます。梅が空気に触れないよう、完全に浸かるまで注ぎましょう。

  2. 密閉して冷暗所で保存
    瓶の蓋をしっかりと閉め、ラベルに仕込んだ日付を書いて貼っておきます。直射日光の当たらない、涼しい場所(冷暗所)で保管します。

日本酒梅酒を成功させるための3つのコツ

基本的な作り方をマスターしたら、次はワンランク上の味わいを目指すためのコツをご紹介します。

コツ1:日本酒選びにこだわる

どんな日本酒を選ぶかで、仕上がりの風味が大きく変わります。初心者の方におすすめなのは純米酒です。米の旨みがしっかりしているため、梅の風味に負けず、バランスの良い味わいになります。アルコール度数は15度以上のものを選ぶと、カビのリスクを減らせます。

コツ2:砂糖の量を調整する

甘さの好みは人それぞれ。基本のレシピは500g〜800gですが、甘さ控えめが好きな方は400g程度から試してみるのも良いでしょう。健康志向の方であれば、砂糖の量をさらに減らした無 糖 梅酒や、糖質を抑えたレシピも参考になります。同様に、カロリー オフ 梅酒を目指す場合も、氷砂糖の量を調整することが第一歩です。

コツ3:じっくり熟成させる

飲み頃は仕込んでから最低でも3ヶ月後ですが、本領を発揮するのは半年〜1年後。熟成させることで味に一体感が生まれ、驚くほどまろやかになります。

専門家からのアドバイス
「焦らず待つことが大切。最低でも半年、できれば1年熟成させると、角が取れて驚くほどまろやかな味わいに変化します。」(佐藤 恵美さん)

最初の数週間は、氷砂糖が溶けるように時々瓶を優しく揺すってあげましょう。

日本酒梅酒に関するよくある質問 (FAQ)

Q1: どんな日本酒を使えばいいですか?

A1: 基本的には、米の旨みが豊かな純米酒がおすすめです。醸造アルコールを添加していないため、米本来の風味を活かせます。もし手に入れば、生酛(きもと)や山廃(やまはい)仕込みの日本酒を使うと、さらにコク深い個性的な梅酒になります。

Q2: 砂糖は氷砂糖でないとダメですか?

A2: 氷砂糖を使うのは、ゆっくりと溶けることで梅のエキスを効率よく引き出すためです。上白糖やグラニュー糖でも作れますが、一気に溶けて梅がしわしわになりやすい傾向があります。ゆっくり溶ける氷砂糖が、ふっくらとした梅の実を保つ秘訣です。

Q3: どのくらいで飲めるようになりますか?

A3: 最短で3ヶ月後から飲むことができますが、味はまだ若く、アルコールの刺激も感じやすいです。半年ほど経つと味が馴染んできて、1年後にはまろやかさと深みが増し、最高の飲み頃を迎えます。

Q4: 梅の実はいつ取り出せばいいですか?

A4: 約1年を目安に取り出すのがおすすめです。長く漬けすぎると、種から苦味やえぐみが出てきて、梅酒全体の風味を損なう可能性があります。取り出した梅の実は、そのまま食べたり、ジャムやお菓子の材料として活用できます。

Q5: もっと甘くない梅酒は作れますか?

A5: はい、作れます。氷砂糖の量を基本レシピの最小量である400g〜500g、あるいはそれ以下に減らすことで調整可能です。砂糖の量を減らすことで、梅本来のキリッとした酸味と日本酒の旨みが際立つ、ドライな味わいの甘く ない 梅酒に近づけることができます。ただし、砂糖には保存性を高める役割もあるため、減らしすぎには注意が必要です。

まとめ

今回は、初心者でも美味しく作れる梅酒 日本酒 作り方をご紹介しました。ホワイトリカーとは異なる、日本酒ならではの芳醇でまろやかな味わいは、一度体験するとやみつきになること間違いなしです。


ポイントのおさらい

  • 材料: 新鮮な青梅、純米酒、氷砂糖
  • 重要工程: 瓶の消毒と梅の水気を完全に拭き取ること
  • 熟成期間: 最低3ヶ月、おすすめは半年〜1年

自家製の日本酒梅酒は、ロックやソーダ割りはもちろん、お湯割りでも美味しくいただけます。手間をかけた分だけ、その味わいは格別です。この記事を参考に、ぜひ今年の「梅仕事」として、あなただけの特別な梅酒作りに挑戦してみてください。

Last Updated on 14/10/2025 by 寒紅梅酒造株式会社

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